Razer が届ける、迫力と爽やかさを両立した良機材
Razer Nommo V2 X は低音から高音まで解像感高く鳴るスピーカー。値段は ¥ 24,970 (2024-03-09) と安くはないんだけど、この価格に見合った迫力のある音が出る。スピーカーを評価する上手い語彙を僕は持ってないので IGN の批評を引用しよう。
Nommo V2 Pro のサウンド プロファイルは、中音域と低音域が強調された温かみのあるサウンド プロファイルだと思います。それほど明瞭さはなく、透き通った高音も得られませんが、非常に素晴らしいサウンドであり、おそらく大多数のリスナーを満足させるでしょう。また、中高音域の詳細も欠けていますが、ほとんどの場合、それほど見逃されることはありません。
Razer Nommo V2 Pro Review – IGN (原英文を機械翻訳)
Razer Nommo V2 には 3 つの派生がある。僕が買った Nommo V2 X は最も安価なモデルで、2ch のスピーカー。Nommo V2 (無印) と Nommo V2 Pro はこれにサブウーファーを追加したもの (公式サイト参照)。低音に対する IGN の評価はウーファーに由来する部分があるだろうけど、概ね Nommo V2 X にも通じると思う。
Razer Nommo + THX 空間音響で自然な音を楽しめる
THX® 空間音響を有効化すると、よりきめ細かく解像感や定位のくっきりした音質に変わった気がする。THX 空間音響は、仮想的な 7.1ch サラウンドを実現する技術。特にヘッドフォンで人気のようだけど、Nommo V2 のような据え置きスピーカーでも存分に効果を発揮してくれた👍
Razer のスピーカーの音は素直で聞きやすいと感じた。聴き比べてみて初めて、これまで使ってた Bose Companion 2 Series III がむちゃくちゃに低音を強調するスピーカーだと気付いた。Bose の強い低音も迫力があっていいけど、僕はこのくらいが丁度いい。
サポート OS が激狭でチョイと面倒な Razer Synapse
Razer スピーカーで THX 空間音響を利用するには、設定編集アプリ Razer Synapse を使う。ファームウェアの更新も、Synpase を使って実施する。EQ 設定などを自由に変更できるのは先述の Bose 機 (これまで使ってた) よりも先進的と言える。
ただ、Synapse が Windows でしか使えないのはかなり痛い。Linux や MacOS では Razer Synapse が利用できないから、設定変更だけのために Windows 機を引っ張り出す必要がある。これは正直面倒だった。設定は一度変えてしまえば保存されるのが、せめてもの救いか…🙁
スピーカーの仕様を比較するの楽しいね
購入にあたり、3 つの製品の仕様を比較した。最上行の Bose は 2014 年から 10 年も使ってた機種で、候補と比較するために入れてる。低音が強くて気に入ってたので、それに劣らない機種が欲しかった。だから特に driver 径を重視して探してみた。
| 製品 | 幅 x 高 x 奥 [mm] | driver [mm] | 重 [kg] | 電力 | 出力 [W] |
|---|---|---|---|---|---|
| Bose Companion 2 Series III | 80 x 190 x 150 | 64 | 1.8 | AC | 20 |
| Razer Nommo V2 | 130 x 184 x 83 | 83 | 1.2 | AC | |
| Logitech Z150 | 161 x 200 x 90 | 51 | 0.6 | 6 |
ドライバ径を重視したのは、Razer の前に買った Audiotechnica AT-SP95 の低音が貧弱すぎたから。これはドライバ径 52 mm と Razer Nommo より約 20% 小さく、価格も ¥ 2,627 と 1 桁安い。価格 (= 用途) が全然違うから比較するものじゃないんだけど、AT-SP95 の音はとても満足できる品質じゃなかった。
ところで、PC 机に置くステレオスピーカーの選択肢って意外と少ないのね。しょぼいのを含めれば数は多いけど、良さそうなのを選ぶと数えるほどに絞られる (ダサいから除外したのもある😅)。Amazon でじっくり探したけど、結局真面目に表で比べたのは 2 機種だけ。
Bose Companion 2 Series III は音量不安定な不具合が
Bose Companion 2 Series III には勝手に音量が上がったり下がったりする不具合がある。これはボリューム調整の部品の接触不良が原因で発生するようだ。詳しく修理過程を記録したブログから次の文章を引用しよう。
改めて抵抗体を見てみる。黒い部分はそんなに劣化が無い様に思えるが、中央部分アースの輪っかのが色がくすんでいるように思える。原因はこの辺りの接触不良なのかもしれない。
BOSE(Companion 2 Series III) ボリュームが勝手に変わる(解決編) | 一寸の虫にも五分の魂 左は交換用の抵抗。右が Bose の音量調整抵抗。ブログから引用
この現象はかなり頻発するようで、Amazon で「音量 不具合」を検索すると 19 件もの報告が見付かる。2013 年発売のこの商品は 2024 年現在も Amazon で売れてるロングセラー。僕は 2014 年から使ってたけど、この 1 年間は音量不安定の不具合に悩まされ、遂にスピーカーを新調したのでした。
記事広告を引用してもしょうがないのでね
ところで、冒頭に IGN の批評を引用したけど、最初は Phile Web を引用してた (下記)。たぶん有名なサイトだと思って引用したんだけど、よく見たら広告記事でした。広告記事の批評よりは、非広告の批評のほうがいいだろうと思い、差し替えたのでした。
Nommo V2 Pro の実力を確認しようと、Amazon Music で YOASOBI「アイドル」から聴き始めると……オーディオとしての音質の作りの良さに驚く。2 台のフルレンジスピーカーの存在が消えて中央のモニター位置にボーカルが定位。自然な解像度感のあるサウンド。女性ボーカルの歌声は高域まで伸びやかかつ音の歪みなく鳴るし、空気のボリュームを感じるリッチな音場再現に大満足。電子音も耳に刺さらずコントロールの効いた音だ。
音の良さとド迫力に驚いた、「Razer Nommo V2 Pro」はエンタメ… – PHILE WEB (強調筆者)

