最強の証明。
※今回のは特に面白くないです。とてもしっかりした記事です。
皆さんはワンピースという漫画をご存知だろうか。
今日は『ワンピースの中で最強の武器は何なのか』という話題で進めていきたいと思う。
最強の武器は何なのか。ゾロの和道一文字だろうか、ウソップのカブトだろうか、ミホークの黒刀だろうか、はたまたスモーカーの十手だろうか。答えは全てNOだ★彡
では一体、最強の武器は何なのか。結論から言うと、ナミが一番最初に持っていた“棒”である。根拠もしっかりある。
まず第一に特筆すべきは、その耐久性である。近くにワンピースの14巻があるならば手にとって第126話の“本能”を読んでほしい。Mr.3のキャンドルサービスセットが炎上してナミ・ビビ・ゾロが助け出される話だ。ここで注目してもらいたいのはナミとビビが一万㎏ギロチンで、ウソップを潰そうとするミスバレンタインを吹っ飛ばすシーンである。
とても爽快感溢れる情景ではあるものの、ここにこそナミの棒の耐久性、及び攻撃適正の高さが伺えるのだ。
まずこのときミスバレンタインは鉛直下向きに質量一万で落下している。つまり、この運動の生み出す力は、重力加速度を9.8とするとm×gより10000×9.8=98000[N]
この力をF1とする。
次にミスバレンタインが吹っ飛ばされたときの運動の力を求める。一万㌔ギロチンの方向に対して60°軌道を変えられたと仮定し、その方向への力をFとすると、F1=f×cos60°より98000=F×1/2 ∴ F=196000[N]である。
次に吹っ飛ばされる寸前にミスバレンタインに加わった力(F2)を求める。F2=Fsin60°よりF2=196000×√3/2 ∴ F2=169540[N]つまり、ナミとビビはミスバレンタインに対して169540Nもの力を加えたのだ。これは大型トラックおよそ2台が垂直に落下したときの力に相当する。
しかも、ここで考えてほしいのは漫画中ではあたかもナミとビビが二人で吹っ飛ばした様に描かれているが、ビビの武器では大きさ的に考えてまともに相手に打撃を加えるのは困難である。そうすると、ナミの棒がダメージの大部分を受け持ったことになる。さらに、あの棒は炎にも強い。なぜなら、このシーンのすぐ後にゾロが“焼き鬼切り”を繰り出す。ゾロの業物の刀をも燃やす業火のなか、あの棒は焦げ目一つついていない。
驚くべき耐久性。そして攻撃力。
しかも、あの棒は3つくらいに折りたためて、携帯にも便利。
以上の理由から私はナミの棒こそがワンピースで最強の武器と考える。
※物理の知識が間違ってる、とかの指摘は真面目に受け付けません。本当にシカトします。