たんぽぽの逸脱

これは蒲 公英(カマ キミヒデ)・近藤 垣右(コンドウ カキュウ)・栗須 以革(クリス イカク)の会話です。
〓以下、蒲・右・以と示す〓
蒲『俺ん家最近入浴剤買ってさぁ。毎日リラックスしまくってるわぁ♪』
右『へ―…。入浴剤なんか使った事ねえなあ。』
以『マジ!?アレはいーよ!?使ってみろよ!!』
右『いやー親に買ってくれっつーのも変じゃね…!?』
蒲『まーいーじゃん近藤は使わなくて。あのアロマのよさは近藤にゃ分からんわい(笑)』
右『…。』
以『何の匂いがあんの?』
蒲『ウチのは詰め合わせっぽくて、色々あるよ。俺的には梅だなベストは。』
以『おめー梅干しってほとんどシソの匂いだぞ、アレは。』
蒲『磯の匂いがするわきゃねーだろ!?梅は植物だぞ!?』
右『磯の香りと言えばサザエとかワカメとかだよな!?とにかく魚介類だよ。』
蒲『風呂が磯の香りって新鮮かもな(笑)!!』
以『俺が言ったのはシソ!!植物だよ、植物!!ちゃんと聞けよ。』
右『植物臭い風呂は嫌だろ…お前。公園の芝刈りとかに居合わせた事ねーの!?』
以『馬鹿だなお前ら!!シソは香り付けとかにも使う食材だぞ!?いい匂いだから!!』
蒲『風呂は水周りだし、磯の香りがしっくりするだろ!?とにかく植物なんか問題外だよ。』
以『じゃあお前ら海と山どっちが好きだよ!?山の方が植物の豊かな香りがするだろうが!!海はダメだっ!!』


蒲『ああ俺も山のが好きかも…。海は季節限定で手軽さ無いからな…。』
以『だろっ!?』
右『いや限定されてるからこその海だろ!?海は”夏”を感じるじゃん!!』
以『お前な…現実は厳しいぞ!?海で”夏”を感じる!?そんなの彼女持ちが言う事だ。』
右『じゃあ俺なら言っても問題ねーじゃん?』
以『あーなんかそーゆー態度腹立つわぁ……!!てか彼女居るからなんなの!?偉いか!?』
右『偉いかは知らんけど、少なくとも何かにおいてお前ら以上の存在だよな!?』
蒲『まだまだする事してないくせによー言うわ…』
右『じゃあ聞くが、Hすれば偉いのか!?』
蒲『偉いかは分からんが、少なくとも何かにおいてお前ら以上だろ(笑)!?』
以『とりあえずウザいな、こいつら…。』
右『てかアレだろ!?H前ってシャワー浴びんでしょ!?』
以『おっ!?遂に”ヤル気”になったか!?』
蒲『うん。シャワー浴びたね。その日家に親とか居なかったし。てか居る日に呼ばないけど。』
右『じゃあ風呂場綺麗にしとかなきゃじゃん!!』
以『雰囲気出す為にバスローブ用意しろー(笑)!!』
蒲『電マもあったらいーぞー(笑)!!』
右『いや、初回からオモチャって…。けど小道具は要るかもな。シャワーは快適に入って欲しいしなぁ…。』
以『お前小遣いないじゃん!?どーすんの!?』
右『んー…。よし。決めた。』
以・蒲『…??』
右『親に入浴剤買ってもらおっ。』
逸脱した会話が織り成す奇跡のループでした…!!

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