上弦の月、下弦の月、覚え方

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弦を伸ばして p なら上弦 (up)、d なら下弦 (down)

弦を伸ばして「p」か「d」かで、上弦の月と下弦の月を判別できる。弦を伸ばして p なら上弦 (up)、d なら下弦 (down) と覚えよう👍

弦を伸ばして p なら上弦 (up)、d なら下弦 (down)

「p か d か?」で見分ける良さは、見間違いを減らせること。世の中には月にひらがなを重ねる見分け方もある。月の弧に「う」が沿えば「うえ (上弦の月)」、「し」が沿えば「した (下弦の月)」と見分ける。でも沈む上弦の月には「う」も「し」も重なるから、うっかりすると間違えちゃうんだよね。

ひらがな方式の欠点

「p か d か?」の判別法でも、上下の半月を区別するのは難しい。上下の半月の弦を伸ばしても p にも d にも見えないので、その場合は月の見える方角を参考にしよう。白道 (= 月の通り道、Wikipedia) から月の動きを推測して、p か d かを判別する。まぁ、ちょっと難しいね😅

これを見たのが東なら「p」、西なら「d」になりそうだ [画像]

上弦の月、下弦の月、語源は?

国立天文台 Wiki には「太陰暦の 1 ヶ月の上旬の弦月が上弦の月、下旬の弦月が下弦の月」と載ってる。弦月 (げんげつ) とは半月のこと。太陰暦の 1 ヶ月は新月から始まり、新月と満月の間 (月の上旬) に上弦の月が現れ、満月と新月の間 (月の下旬) に下弦の月が現れる。これがその名の由来との説だ。

暦Wiki/月の満ち欠け – 国立天文台暦計算室

国立天文台 Wiki には別の説も載ってるけど、それはあまり説得力がないと感じた。「沈むときに弦が上にあるのが上弦の月、下にあるのが下弦の月」との説だけど、なぜ「沈むとき」を基準にしたのか不明だもんね。

上弦・下弦の区別は沈むときに弦 (まっすぐな部分) が上にあるか下にあるかによる、という人もいますが、単に陰暦で上旬の弦月、下旬の弦月程度の区別という人もいます。

暦Wiki/月の満ち欠け/いろいろな月たち – 国立天文台暦計算室

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