共有経済の輪を広げる IoT

最終更新日

シェリングエコノミーの便利さを体験した

先日、Hello CyclingCharge Spot を使った。Hello Cycling は自転車の時間貸しで、Charge Spot はスマホ充電器の時間貸し。必要なときに必要な場所に必要な分だけ使える道具があるとは、なんて便利な時代なんでしょう!

Hello Cycling は 2022-07-23、Charge Spot は 2022-10-23 に利用

Hello Cycling は OpenStreet 社が提供するプラットフォームで、現実の自転車はパートナー企業が提供する。 Shonan Pedal (提供 江ノ島電鉄) や、My Bike (提供 トヨタモビリティ東京) などのレンタル自転車事業が Hello Cycling 上で展開され、僕が使った dai チャリ (提供 シナネンモビリティ Plus) もその一つ。

Charge Spot は Inforich 社が提供する充電器の時間貸しサービスで、日本を始め中国、台湾、香港、タイ、フランスで利用できる。Charge Spot の筐体を設置した施設にも集客/販促のメリットがあり、災害対策にも応用できる点が特徴的で面白い。都内なら本当にどこにでもあるから、かなり便利だよね。

サービス開始終了時間料金
Hello Cycling2022-07-23 11:232022-07-23 15:4104:18¥ 1,730
Charge Spot2022-10-23 10:072022-10-23 11:2301:17¥ 330
サービスの利用履歴

共有経済を IoT が支える

シェアリングエコノミーを支える中核技術は IoT だと思う。自転車の鍵の解錠と施錠、充電器の貸出と返却を管理するには、ネットワーク接続が欠かせない。利用時間に応じて課金するからには、利用の開始と終了をサーバー側が把握する必要があるからね。

利用の開始と終了をクラウドに告げて料金計算

モノがインターネットに繫れば遠隔管理が可能になって、それらの貸出ビジネスが成立する。Hello Cycling の自転車錠には通信機能があった (うろ覚え😅) し、Charge Spot なら充電器自体を充電する親機に通信機能がありそうだ。

例えば Luup の車両も通信装置を内蔵していて、貸出/返却の記録と車両の管理を遠隔で実行してる。Luup は IoT 共有経済における最新の成功事例の 1 つで、全国に整備された 4,300 もの port から発着する、特徴的な青緑色の電動スクーターや自転車を見たことがあると思う (port 数は 2023/09 現在)。

Luup の駐輪場 (画像)

共有経済の重要な要素技術に、IoT があるね。少し前まで IoT は「未来の技術」だったけど、いつの間にか IoT は「現在の技術」として、僕らの生活に溶け込んで支えてたんだね。

余談: Charge Spot のチャットサポートが最高でした👏

Charge Spot の利用履歴を遡るのに、チャットサポートが丁寧で便利でとても助かった。Charge Spot のアプリには複数のログイン方法があって、Google / Facebook / WeChat / SMS がある。Google でログインしても履歴を探るも見つからず、サポートに問い合わせたらすぐに解決した。

サポートに「この端末で使用したはずですが、履歴がありません」と伝えると、SMS ログインするアカウントに履歴があるとの回答。僕が見た Google ログインのアカウントは別物だったたようだ。こんな問題をサクッとチャットで解決できて Charge Spot は信頼が置ける。また機会があったら使いたいな!

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。