飽き尽きぬウルフルズ

スリーコードってのがある。ブルースの基本中の基本になるコード進行のことでね。それそのものと、それのちょいアレンジのコード進行だけで、どれだけのブルースやロックンロールが生まれたことか。本当に枚挙に暇が無いよ、これは。
例えばビートルズのRoll Over Beethovenとかね。すごくノリのいいロックンロールだあれは。ベートーヴェンの綴りは知らなかったから調べたよ。ベートホーフェン。

今俺はウルフルズブームで、ウルフルズだけを聴いてる。ウルフルズは中学生の時からずっと好きだったんだぜ。大ファンだよ。
中学、高校、大学と、何度も何度もウルフルズの歌を聴いた。ウルフルズ以外の歌手にはまることもあるけど、やっぱり原点回帰するもんだねってウルフルズブームが再来する度に思うよ。
最近はビートルズブームだったのに、また久しぶりにウルフルズブームに回帰したんだもんね。
かつてよりも、つまり中学生の頃よりも知識が増えて、またブームの再来の度に新しいウルフルズの側面が分かるから楽しい!何だかんだ完璧に飽き尽くすことはないね。
飽き尽くすって謎な言葉だけど、『一旦飽きるかもしれないけど、次にはまた別の新しい楽しみ方を見付けられる』なら飽き尽くしてない。コンテンツのあらゆる要素に飽きたら、それは『飽き尽くした』けど、コンテンツの一部の要素に飽きたけど、まだ楽しみ切ってない、飽きが来てない要素が残ってるなら、それはまだ『飽き尽くしてない』ってこと。
説明になってる?笑
ウルフルズは、おれはまだ飽き尽くしてない。今回のブームで新しくウルフルズを楽しんでるやり方は、『スリーコードの曲を探そう!』ってこと。
『安産ママ』なんてマニアックな歌を知ってる人は少ないと思うけど。あのロックンロールナンバー、スリーコードで展開してるよね。いい感じだ!

他に見付けたのは『あんまり小唄』もスリーコード。これはロックンロールというより、むしろブルース。実はアメリカではかなり話題になった曲で、アメリカのiTunesのブルースチャートで6位にランクインしたらしいよ。すごいね!
こういう正真正銘の混じりっ気無しの真正面ブルースを本気でやる歌手なんか今どき少ないから、いきなり本格ブルースが、しかも日本から来ちゃって驚いたんだろうねー。てかレコーディング方法が凝ってるせいなのか、ギターのサウンドとか全体に古く劣化したみたいな音で、それも前時代感を、郷愁を掻き立てるよね!
あと『アホらしい』もスリーコードだけど、探してもネットに載ってなかったわ。。。
いやあ、ウルフルズはすごい!これからもちょっとよく聴いて、スリーコードの曲がないか探してみるね!
コード進行が(ほぼ)同じってことは、替え歌しても違和感が無いってこと。試しに『安産ママ』の歌詞を『あんまり小唄』の演奏聴きながら歌ってみたよ。
違和感マックス

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