Blender アドオン fSpy のインストール方法

fSpy という Blender アドオンを使うと,こんなふうな「実際の写真」+「CG」の合成が簡単に作れるようになる.fSpy はこんな合成写真を作るために,Blender内のカメラの位置や各種設定を調整してくれるアドオン.

Blender側の準備
公式の手順説明はココに書いてある.併せて参照のこと.
1 ダウンロード
まずはfSpyのアドオンをダウンロード.このリンクはGitHubのページに飛ぶリンク.下の画像は2019年10月15日現在のスクショだけど,現時点では fSpy-Blender-1.0.3.zip
が最新なのでこれをクリックしてダウンロード.重要なことは「最新のやつ」をダウンロードすることね.
そしてさらに重要なことに,この .zip
を解凍しないこと!.zip
のままで大丈夫です.(僕はここで躓いた…)

2 インストール
そしたらBlenderにそれを読み込ませる.BlenderのEdit > Preference
(日本語だと 編集 > 設定
かな?) に進んで…

表示されたウィンドウの左メニューの アドオン
を選んで,ウィンドウ右上の Install
をクリック.

ファイルを選択する画面になるので,さっきダウンロードしたZIPファイル (解凍してないよね?) を選択して「Install Add-on from File」を押す.日本語だと何て書いてあるのかな?「ファイルからアドオンをインストール」とかかな?

3 有効化
最後に!インストールしただけではアドオンは使えない.有効化しないといけません.Add-ons の画面で fSpy を探してチェックボックスにチェックを入れて有効化しましょう!

fSpy (スタンドアロンソフト) 側の準備
fSpy は Blender のアドオンですと言いましたが,実はそれだけじゃない.fSpy という名前の,別のソフトウェアがあって,それも同時に準備する必要があるんです.上の手順で説明したのは下の画像で言うところの右のfSpyの準備で,これからやるのは左のfSpyの準備です.

左の fSpy で作成したデータを,右の fSpy を経由して Blender に読み込ませる,というのが実際に fSpy を使うときの作業の流れになる感じ.
ダウンロード
でもこっちでやる作業はダウンロードするだけ.このページからお使いのOSに合ったバージョンをダウンロードしてインストールしてくださいな.

僕はUbuntuを使ってるのでAppImage版をダウンロードしました.AppImageはダウンロード後に「プログラムとして実行可能」に権限変更してからダブルクリックすれば起動するよ (関係ないけどAppImageって使いにくいから好きじゃない…).
さあ使おう!
手順はこう.
- (独立なソフトウェアとしての) fSpy で合成したい写真を解析してカメラデータを算出する
- 算出されたカメラデータを (Blenderアドオンとしての) fSpy で読み込む
ややこしいね笑.詳しい使い方はこのサイトで説明されてるからこっちを見てみて.

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