This is a pen.~これはペンです。~

それは雨があがった暗い夜のことだった。
コウタの元に三日前に別れた恋人のケイコから電話がきた。
コウタは不思議に思ったが、とりあえず電話にでた。
コウタ「ん?どーした?」
ケイコ「ちょっと、会って話したいんだケド…。」
ケイコの声はとても暗く、聞き取るのもやっとなくらいだった。
コウタは少し嫌な予感がした。けれども…
「じゃあ、井の頭公園で待ってる。」
と、深刻そうな声のケイコを心配して、とりあえず行くことにした。
公園に着くと、すでにケイコが待っていた。
電話とは違い、ケイコはとても明るく振る舞った。
電話の声が頭から離れないコウタにとって、それは痛々しかった。ケイコから言い出すのを待っていたが、言い出しそうにないので、自ら聞くことにした。
コウタ「話があるんでしょ?話してよ。」
コウタにとってケイコはフられた相手だ。フっておいて話とはなんだと思ったが、先程の電話の声がやはり忘れられない。
聞いてから、しばらく沈黙が続き、ケイコがやっと口を開いた。
「実はね、子供ができたの。」
「え゛ーッ!!!」とコウタは言いたかったが、そんな空気ではない。
とりあえず…
「えっ?」
と返した。
コウタの心臓は鼓動が聞こえるほど、高鳴っていた。
頭は真っ白で、何を考えるかも考えられなかった。
それにケイコがとどめを刺す一言、
「産みたいの。」
……コウタはもう何がなんだかわからない。
どうやってその場から立ち去ったのか、全く覚えていない。
覚えているのは「今度、産むね。」という一言だけ…
「今度、産むね。」
→こんど、うむね
→コンドウムネェ
→コンドーム、ねぇ
→コンドーム、ない
ってね!
オチが弱すぎて申し訳ありません。
チャン♪チャン♪

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