YouTube チャンネルの URL って 5 種類あんねん

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ハンドルは 5 度目の再発明 🤯

実は YouTube で有効なチャンネル URL は 5 種類もある!全てのチャンネルが 5 つ全て持ってるわけではないけど、例えば僕の好きな teraminato さんは 5 つ全部持ってる。下表に列挙した URL はそれぞれ違うけど、リンク先は全て同一のチャンネルに繋がる。2022 年 10 月 10 日に導入されたハンドル youtube.com/@handle は、実はそれほど革新的でもなくて、5 度目の再発明だったのです。

方式URL取得要件
直接youtube.com/teraminato1
チャンネル IDyoutube.com/channel/UCaf8LxM4nvj2ZkswRReoI6wなし (全員に割当)
ユーザ名youtube.com/user/teraminato古参2
カスタム URLyoutube.com/c/teraminato登録者数など3
ハンドルyoutube.com/@teraminato希望制 ←New!
要件の詳細は記事末尾に

この 5 方式すべての URL を持ってるチャンネルは、かなり古参かつ活発と言える。古参として初期から活動し、かつ 2022 年に始まったばかりのハンドルも既に取得してるわけだからね。teraminato さんは Username も Custom URL も Handle も、全部同じ teraminato にしてて、すごく一貫性がある。

僕の YouTube チャンネルは、4 方式の URL を保有してる。2009 年開設の古参だから「直接式」と「ユーザ名式」の URL を持ってる。一方で、カスタム URL の取得要件が未達なので、「カスタム URL」をもらえてない😢 Username と Handle は一致させてないけど、handle を ZETTAICHI2009 にすれば一致させることもできる (username は今から変えられない)。

方式URL
直接youtube.com/ZETTAICHI2009
チャンネル IDyoutube.com/channel/UC8yVLka7A8xiXuIKUUfh_sA
ユーザ名youtube.com/user/ZETTAICHI2009
カスタム URL
ハンドルyoutube.com/@olibrauma
5 つ制覇ならず… 惜しいw

YouTube ハンドルで一貫性あるブランド管理へ

ともあれ、YouTube ハンドルには単なる「5 度目の再発明」以上の価値がある。ハンドルを取得すると、チャンネルの URL を youtube.com/@handle のようにシンプルにできる。それが、取得条件なしで全員が持てるというのが大きい。ハンドルの利点は、ぱっと 2 つくらいは思い付く。

YouTube のハンドル – YouTube

ハンドルの利点その 1 は、YouTube と他サービスとでブランドに一貫性を持たせられること。実際、僕が自分のゲームプレイ記録チャンネル Nintendo Playthrough に設定したハンドルは、このチャンネルの宣伝用 Twitter @npthru と同じ名前。ハンドルは早い者勝ちなので、メール通知が届いた 10 月 11 日に早速取得して正解だった。

方式URL実用性
ハンドルyoutube.com/@npthru😊
チャンネル IDyoutube.com/channel/UCXxIaL5wbGv39Nt0fQMeYmw🤮
URL の比較

ハンドルの利点その 2 は、チャンネル URL が従来より読み取りやすく実用的なこと。例えば URL を名刺に印刷する際、従来の URL は長くて紙幅を浪費するし、読む気も起きない (上表参照)。youtube.com/@handle ほどの短さなら印刷も現実的で、読むのも簡単だ。「下の画像は youtube.com/@npthru の登録者数の推移です」とか書いても、ハンドル式の URL は地の文を邪魔しないでしょ👍

youtube.com/@npthru の登録者数の推移

ハンドルで導入された youtube.com/@handle 型のユーザページ URL は、標準的な web サービスの通例に倣ってる。例えば Twitter のユーザページ URL は twitter.com/npthru だし、GitHub のユーザページ URL も github.com/takeru1990 だし。むしろ、YouTube はなぜ今まで違ったのか?調べてみて初めて、「実は 5 つもある!」との事実に気が付いたのでした😂

取得要件の詳細

注釈を付けた方式の URL の、取得要件は次の通り。と言っても、1 と 2 の詳細は不明で、分かるのは 3 だけ笑。

  1. ユーザ名式 URL と取得要件は同じかも?詳細は分からない
    • 今は TLD 直下を YouTube 自身が使ってる (例 youtube.com/handle)。仕様が変わったんだね🤯
  2. 「古参」がいつ以前なのか、具体的には分かりません…
    • 作成が 2014 年くらいまでの channel が所有してるらしい (Yahoo 知恵袋)
    • 古参による取得は希望制だった? (非古参による取得は、今も昔も不可能)
  3. 具体的には次の 4 要件
    • 登録者数 ≧ 100
    • 経過日数 ≧ 30
    • プロフィール画像 設定済み
    • バナー画像 設定済み

たぶん昔は channel とか user とかの定義が、YouTube サービス全体で統一されてなかったのかもね。だからこんな URL の多様化 (というか、発散) が起きちゃってるのかも。YouTube API (v2) が deplicated なのも、気前よく TLD 直下をユーザに割り当て続けて起こる深刻な破綻を避けるためかもしれない笑。

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