📉 2025 年 Theo 奮わず。トランプショックに “スマートベータ” が裏目か
⚠️ Theo の資産運用方針はパーソナライズ可能で、運用成績は人により異なる場合があります。この記事の内容は、ある運用方針を適用した個別の事例としてご理解ください。
トランプショックに足踏みの Theo
2025 年は Theo が思うように成果を残せない年だった。要因は 4 月ごろのトランプショックで、立ち直りに時間を要しすぎた。下図は僕の Theo 口座の残高推移 (※ 入出金の影響を除去済み)。評価額が 2025 年初の価額を継続的に上回るには、8 月 5 日まで待つ必要があった。

昨年 2024 年の運用実績と比較すると、この厳しさは際立つ。昨 2024 年の運用成績は +16% を超えていたのに対し、同じ運用方針を取っていた 2025 年の 12 月を除いた 1 月 – 11 月の運用成績は約 +7% と半分以下。よほど 2025 年は Theo にとって厳しい年だったと伺える。
スマートベータが、トランプショックで裏目に?
Theo はスマートベータ戦略を採用している。つまり、独自定義のファクターポートフォリオへ投資することで、リスクを引き受けて「追加のリスクプレミアム」を狙う。当然ながら、ファクターポートフォリオのリスクは、全体のリターンを積み増すこともあれば、伸びを阻害もしうる諸刃の剣だ。
2025 年の Theo の幕切れは、この「追加のリスク」がトランプショックで裏目に出たものと見ている。結果論ではあるけれど、2025 年はあまりリスクを取るべきではなかったのだ。にも関わらず Theo 自身による 2025 年の総括では「今年も良好」などと書かれており、よく分からない…🤔

スマートベータ戦略とは、パッシブ投資とアクティブ投資の中間的な投資戦略のこと。すなわち、パッシブ的な “時価総額加重平均ポートフォリオ” と、アクティブ的な “ファクターポートフォリオ” の両方に投資する。ちなみに “時価総額加重平均ポートフォリオ” は、理論的に [リターン対リスクの比] が最も良いと考えられている (詳しくは現代ポートフォリオ理論を参照)。
対象的に、パッシブ運用で高成長のオルカン
“スマートな” 運用で苦戦した Theo とは対象的に、パッシブ運用の雄 オルカンは 2025 年も安定の好成績を叩き出した。僕が保有するオルカンでは、2025 年のリターンは約 +18% と、昨 2024 年実績の 15% を上回った。

2025 年の Theo とオルカンの投資成績を上図にまとめた。Theo の赤点線は出金額を示しており、出金後に残った額を元本 100% とすると、最終的に 107% に着地したことを表している。こうして見ると、この頑健な現代ポートフォリオ理論がノーベル賞に輝いたのも納得だ。
ところで、競合の WealthNavi は “時価総額加重平均ポートフォリオ” を中心に投資するそうだ。

1件のコメント