カタルヌス(無限大の植物)

『カタルヌス』
それは植物のようで植物ではない。
ような植物のような植物ではないみたいな植物。
植物学者のジェームズ・ホワットソンが調べたレポート……
英語のレポートなので、頭の良い私が訳します。
『今回、幻の植物であるカタルヌスの調査にガバス島に入った。
ガバス島にはアチュケッタ族という民族が在住しており、文明が発達していた。
ここにいくつか紹介しよう。
彼らはマツ毛のことをスネ毛という。スネ毛をなんというのかというとスネ毛だ。
どうやら彼らは目の上に生えている毛と足の前頭部に生えている毛は同一毛根らしい。
もう一つ紹介しておく。
髪の毛もスネ毛だ。
アチュケッタ族の話によるとカタルヌスは人里から32歩と3ステップ離れたところにしか絶対に生えないらしい。
実に奇妙だ。
アチュケッタ族の村に行ってみた。
ガバス島の中央からやや東に行って少し振り返って半歩歩いた右のところの逆に山があり、その山のふもとから12キロ離れたところにアチュケッタ族の村「アチュ村」がある。
村人はみな、頭にスポンジを乗せている。
私は、ふざけているのか!と憤慨した。
アチュケッタ族の客人を出迎える格好はこれに決まっているらしい。
私は赤面した。
そこへ今回ナビゲーターを務めてくれる、ポさんが来て、カタルヌスの場所へ案内してくれた。


初めて見るカタルヌスには神秘的な装いを感じた。
が、やっぱり気味悪かった。
そこへ一匹のハエがやってきた。
カタルヌスからツルが伸びる。
「おぉ!こいつは食虫植物なのか!」
が、伸びただけで止まった。
冬も間近に迫ると葉を閉じ始めた。
「おぉ!冬に備えて葉で体を覆っているのか!」
が、いざ真冬になったら全開に開いていた。
タンポポのように綿毛を付け始めた。
「おぉ!遠くまで子孫を飛ばそうとしているのか!」
が、全て二秒で落下した。
触ると葉がパッと指を掴んだ。
「おぉ!触れると反応するのか!」
が、二秒で離した。
この生態は底が知れないとわかった。しかし、もう面倒なのでカタルヌスの研究は止めることにする。
カタルヌスは食えるのかが謎だ。』
食べると毒に侵されるが、二秒で治る。

コメントを残す

Powered by WordPress.com. テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。