タイプ中はタッチパッドを無効化 on Ubuntu 18.04

下のコマンド1発.この記事とかを参考にしてみた.このコマンドの意味を言葉で表現するなら「キー操作から1秒以内のタッチパッドのクリックとスクロールを無効化します」という感じ.ポイントはクリックとスクロールは無効化するけど,カーソル移動は無効じゃないってことかな?
syndaemon -i 1.0 -t -K -d
syndaemon
コマンドの公式 (っぽい?) ドキュメントはこちら.このドキュメント (の一部) を簡単にGoogle翻訳してみた.
名 syndaemon-キーボードの動作を監視し、キーボードが使用されているときにタッチパッドを無効にするプログラム。 あらすじ syndaemon [-iアイドル時間] [-m poll-inverval] [-d] [-p pidファイル] [-t] [-k] [-K] [-R] 説明 入力中にタッチパッドを無効にすると、間違ったウィンドウにフォーカスを移動する可能性のあるポインターの不要な移動を回避できます。 オプション -i <アイドル時間> 最後のキーを押してからタッチパッドを有効にするまでに待機する秒数。 (デフォルトは2.0秒です)。 -m <ポーリング間隔> 2つのポーリング間隔の間に待機するミリ秒数。この値が低すぎると、不要なウェイクアップが発生します。この値が高すぎると、一部のキーの押下(2回の間隔で押して離す)が認識されない場合があります。このスイッチは、-Rを指定して実行している場合は効果がありません。デフォルトは200msです。 -d デーモンとして、つまりバックグラウンドで起動します。 -p 指定したファイル名でpidファイルを作成します。 pidファイルは、プログラムがデーモンモードで起動された場合にのみ作成されます。 -t キーボードの操作に応じて、マウスの動きではなく、タップとスクロールのみを無効にします。 -k キーボードアクティビティを監視するときに修飾キーを無視します。 -K -kに似ていますが、Modifier + Keyコンボも無視します。 -R キーボードの状態をポーリングするのではなく、キーボードアクティビティを検出するためにXRecord拡張機能を使用します。 -? ヘルプメッセージを表示します。
使ってるのは -i
と -t
と -K
と -d
.意味を考えると,冒頭に書いたとおりの意味になるね.Ubuntuで使うなら,これを自動起動するアプリに登録するといいんじゃないかしら?

何でこれが役に立つの?
誰でもタイピングは我流で始めて,だんだん正式な (標準的な) 方法に慣らしていく… という流れを辿るんだと思う.少なくとも僕はそう.でも僕の場合,我流な部分がまだまだ多い.なので時どき「あ~直したいなぁ」と思ってるんだよね.
今回直したいと思ったのは,変換キーを押す指.今までどの指で押してたか忘れたけど,スペースバーを左手親指で押したい.そのための訓練を2019年7月27日に始めることにしたのでした.
まだ全然慣れてないんだけど,慣れてないこととは別の問題として,「左手親指の付け根がタッチパッドに接触するのを避けられない問題」に気付いた.タイピング中にフォーカスがテキストエリアから飛んでしまうのはとんでもなくイライラする!どうしてもこれを直さねば「左手親指で変換する習慣を付けるかー」なんて言ってる場合じゃない!
まぁ調べたら簡単にタッチパッドを無効化できることが分かったので,実際にはこの問題に悩んだのはほんの少しだったけど.何でも調べてみるもんだね.