Ubuntu の初期設定を自動化するスクリプト

スクリプトの本体を GitHub にも置きました。これを継続的にメンテしていこう。
Livepatch の接続
# Connect to Ubuntu LivePatch
sudo ua attach <YOUR TOKEN>
Ubuntu One アカウントを取得して、Livepatch の接続トークンを ubuntu.com/advantage で確認してね。無料でデバイス 3 台まで接続できるっぽい…?Ubuntu One のサービス内容がよく分からない笑。

コマンドから Livepatch に接続しなくても、デフォルトのアプリ「ソフトウェアとアップデート」の Livepatch のタブで接続させることもできるはず。僕の場合はなぜかうまく行かない問題があったので、端末のコマンドから接続したのでした。
HOME フォルダ名を英語に
# Change directory name
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
ホームディレクトリ直下のフォルダ名に日本語文字が使われてると、何かと面倒くさい。「ピクチャ」とか「ダウンロード」とかは英語のほうが便利だよね。もっと深い場所のフォルダ名には、僕は日本語をつかことも多いけど。
SNAP アプリのインストール
# snap app install
sudo snap install gnome-text-editor
sudo snap install gimp
sudo snap install inkscape
sudo snap install kdenlive
sudo snap install obs-studio
sudo snap install slack
sudo snap install blender --classic
sudo snap install audacity
sudo snap install gnome-boxes
Snap や AppImage や Flatpak など、色んな先進的なアプリ配布方式があるけど、僕は基本的には Snap を頼ることにしました。Snap はアプリストアが独占的 proprietary だということで FLOSS の観点から批判を受けることもあるけど、Nvidia ドライバとかは今でも独占的だし今さら僕が拘ることじゃないかなという結論を出しました。
ちなみに他 2 つ (AppImage と Flatpak) の欠点は僕にとって問題になる。AppImage はインストールされないから Dock に表示されなくて不便だし (設定すれば登録できるけども)、アプリ本体をどこに置くべきか (どのように管理すべきか) 掴めてない。Flatpak はすごく便利だけど、Blender では GPU を使えなかったり、Inkscape は CUI から呼び出せなかったり、Gnome Boxes は USB デバイスを認識できなかったりと、ハードウェアの周りに課題が多い。
APT アプリのインストール
# APT app install
sudo apt install ffmpeg
sudo apt install fontforge
sudo apt install git
sudo apt install gnome-tweaks
sudo apt install kazam
sudo apt install pavucontrol
Snap に頼ることに決めても、apt は完全には排除できないね。ffmpeg のバージョンが最新でなかったり、FontForge や Gnome Tweaks や git はそもそも SnapStore に非掲載だったりで、apt はやっぱり必要。

Linux のいいところはコマンドでかなり多くのことが実現できること。コマンドを使うほうが簡単に実現できることも多い。OS インストール後の初期設定はまさにその代表格かもしれない。僕の初期設定のコマンドをメモしておいて、次回以降の初期設定作業を楽に済ませちゃおう!
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