現代版『里見八犬伝』下の下の中巻

ダンジョン4を脱出したメンバーはダンジョン5へと向かった。
ダンジョン5に入る手前に1人の男が立っている。
そいつは先程の畳の中を移動できる能力を持った敵だった。
なぜいるのかは謎だったが戦わなければならない空気になってしまったし、逃げられなくなった。
すると、敵は畳ではないコンクリートの床に入っていくではないか!
すかさず女忍者『風』が攻撃するが、間に合わずに体全部が中に消えていった。
「畳内の移動だったはずでは?」
おそらくlevel2だ。
また永蘭の足が掴まれた。しかし今度は左足だ。
左足首を右手首に変える能力!
level2!
いきなり足首が細くなったので掴んでいた手が離れた。
すかさず左足の右手で敵を殴った。感触的に鼻の骨が折れた感じがした。
永蘭は男3の能力で脱出した。
あきらかに敵に致命傷を与えた。
メンバーは一カ所に固まり、足が掴まれたらすぐに男3の能力で移動することにした。
案の定、敵は女忍者『波』の足を掴んだ。
すかさず男3が瞬間移動を使い、敵を床の中から出した。
瞬間に2人の女忍者の攻撃!
相手は永蘭のパンチで顔が大変なことになっている。
その顔に『波』が殴りかかった。
相手の顔はみるみるうちに、見るに耐えない顔になっていった。
数え切れないほど殴ったあと、相手がくたばったのを確かめるとメンバーは先に進もうとした。
しかし、敵はまだ死んでいなかった。


永蘭の左足がまた掴まれる。
くたばったと思ったメンバーは油断して散らばっていた。
永蘭が引きずり込まれるのに誰も間に合わなかった。
引きずり込まれた永蘭はさっきと同じように能力を発動したが、もう同じ手は通用しない。
今回は右手首に変わった左足首を胸元に隠し持っていたナイフで切られてしまった。
もちろん足首だが手首なので、出血がヤバい。
脈を切られたのだから。
出血がヤバい状態の中、体全体も床の中に入ってしまっている。
メチャクチャに殴るが、うまく抜け出せない。
出血がヒドいせいで意識がもうろうとしている。
そうこうしている内に、足首が切断されてしまった。
そこで必死にもがいた。
やっと床から少し出て男3が掴み、床の外へ移動できた。
外へ出る前に切断されたナイフを敵にぶっ刺した。
敵は一緒に床の上へ出ては来なかったが、おそらく死んだだろう。
永蘭は満身創痍で、もうすぐ死にそうだ。
マカコが能力を使って直す。あと3回しか使えなくなった。
永蘭はマカコの能力で一命をとりとめたが、左足を一度失ったせいか能力が使えなくなってしまった。

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