世界一の戦い
剣術の修行の旅路にある男と出会った。
そいつはとても強い。
でも世界一の剣豪になるんなら倒さなくてはならない相手だ。
負けない!
オレは勝つ!
「ヒマなんだろ?勝負してくれ!」
「おぬしは何を目指す。」
「最強!!!!」
「ふっ…哀れなり。弱き者よ。
いっぱしの剣士であるば剣を交えるまでもなく、おれとぬしの力の差を見抜けよう。
このおれに刃を突き立てる勇気はおのれの心力か…
はたまた無知なるゆえか…。」
「オレの野望ゆえ、そして親友との約束の為だ!」
「井の中の吠えし蛙よ、世の広さを知るがいい。」
キィーーン!ザンッ!
くっ……
そんなわけねェよ…いくら何でもこんなに遠いわけねぇ…!
世界がこんなに遠いハズはねぇ!
……この距離はねェだろう!この遠さはねェだろう!
「何を背負う。
強さの果てに何を望む!
弱き者よ。」
世界一…遠いのか…
「生き急ぐな……!
若き力よ…!
己を知り、世界を知り!強くなれ!」
強い…勝てない。
こうなったらこの手で行くしかない!
「ウソップスペーール!
コンタクトを取ろうとしたら入ってなくて、眼球を触った!
平均台に股から落ちた!
SEXの途中でチ○コが中折れした!
できたてのニキビを押しちゃった!
極めつけはコレだ!
尿道にフォークが刺さった!
どーだぁ!」
「うっ…!」
「ぐぁあ゛あ゛ぁ!」
オレの勝ちだぁっ!
世界一の大ホラ吹きになったとさ。