うるう年のうるうって何?
うるう年の『うるう』ってなんやねん。
昨日帰り道でふと思った疑問。漢字では『閏年』と書くらしいが、この『閏』という字、どういう意味だか気になって調べてみた。
【閏】は音読みで『ジュン』。訓読みは本来無かったんだけど、『潤う(うるおう)』と混同されて『うるう』と読むようになったらしい。もともと閏月(うるうづき)を書くために生まれた漢字だから、『閏』の字は最初から閏秒とか閏年とかにしか使えない、意味のすごーく狭い漢字なんだって。敢えて『閏』に一般的な意味の解釈を与えるなら『差し挟む』くらいの意味らしい。あと『通常よりも多い余りもの、イレギュラーなもの』とか?…どっちだ?両方正しいのかな?
ちなみに閏月は、太陰太陽暦で導入されたシステムです。太陽暦にはないよ。暦について調べるとキリがないから、ここでやめるけど(*_*)
閏年の決め方には規則がある。グレゴリオ暦では、次の3つのルールに従って400年間に(100回ではなく)97回の閏年を設ける。
- 西暦年が4で割り切れる年は閏年
- ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年
- ただし、西暦年が400で割り切れる年は閏年
この3つのルールを適用して、閏年を決めるんだよね。夏のオリンピックのある年(つまり今年も!)は閏年ってのは誰もが知ってるけど、ルール②と③は知名度低そう。
そして面白い事に、ルール③に当て嵌まる閏年の2月29日は必ず火曜日になるらしい。最近で言うところの、2000年2月29日は火曜日だったってことだね。もっといえば1600年2月29日も2400年2月29日も火曜日になるんだろう。へぇぇ~
誰もが知ってると思い込んでる事柄について、改めて疑問を抱いてみるのは面白い。『閏年のうるうって何?』って疑問はYahoo!知恵袋にいくつも質問があったから、俺だけが気になってる訳じゃないみたいだけど。当たり前か(^ω^)! 周期がなんでTなのかとかね(笑)意外と知らなくね?知ってるつもりになっちゃダメだ!ホントに知ってることなんかそうたくさんは無いぜ!日々疑問を持って暮らす!