著作権 vs 文化

この動画を作るために,実は2つのYouTube動画を拝借している.積乱雲は2011年7月の動画で,落雷は2011年1月の動画.時期はそれほど重要じゃないけど.
全く関係ないけど,昔のYouTubeの動画ってこういう感じだったよね.YouTuberとかいなくて,たまたま撮影した自然現象とか子供の成長記録とかの動画が主だったよね.懐かしい笑.
著作権と文化
さて,マッシュアップで文化が相乗的に伸びていくことってあると思う.ベイパーウェイブとかヒップホップとか,サンプリングによって面白い効果を生んでる音楽は存在する.しかしサンプリングの著作権的な正当性は怪しい.コラージュによるアートワークも,見方によっては剽窃と言えるかもしれない.
剽窃と引用の境界の法的な要件は明確だけど,サンプリングやマッシュアップのようなクリエイティブの法的根拠はどうなってるんだろう.ということが気になる.僕が上に載せた動画を作ったのは2011年11月のようだ (細かいことは覚えてない笑) けど,この動画の作り方は剽窃と糾弾されても文句は言えなさそうだ…
何が言いたいの?
この記事は「出典は示しました!何とか引用として解釈してください!」と言うためのものではない.どちらかというと懺悔のようなもの.「ここに白状します,ごめんなさい」という感じ.

実はこれについては何度も記事を書いてる.本当に,何度もだ.それだけ僕の中で気になってる事柄なんですよね.ここにリンクを貼るけど,どれもほとんど同じことを書いてる.まとめたのは,僕自身の記録のためかな.
なぜ今この話?
冒頭にも書いたように,これは2011年のときの話.この記事を書いてる時点は2019年で,もう8年も前のことだ.なぜ今この話を思い出して,改めて何か書いてるのか?
理由は,最近自分でたくさんの創作物をインターネットに公開してるから.それらが第三者の手によって改変されて,再配布されてたらどういうふうに感じるだろうか?と考えてみたから.やられたことがないから分からないけど,たぶん:
- 全く新しい創作の素材として活用されている (と感じられる) なら嬉しいかも
- 単なる転載や盗用と感じたら悲しいし寂しいし,たぶん怒る
いや,いずれにしても「これ!」といった結論はありません.偶然思い出したから振り返ってみただけです.
ところで
件の動画を作るときに2011年に僕が使ったソフトウェアは NiVE というもの.厳密に言えば NiVE 2 かな,ver 1 と ver 2 は非互換たそうだから.
このソフト,僕自信が全くチェックしてないのもあって8年間ずっと何のアップデート情報も聞いたことがなかった.久し振りに調べてみたら,公式の Wiki が2019年7月に更新されてた.誰が更新したんだろう… 作者じゃない気がするけど (ソフトウェア本体は更新されてなさそうなので).

コミュニティとしても全く活発でないと言っていいと思うので,「いい動画編集ソフトを知りたいんだけど,NiVE ってどうかな?」と思ってこの記事に到達した人は,別のソフトを探すのがいいかもね.