五色の花言葉
みんなは、dandelion(ダンデライオン)、たんぽぽをどう想うかな。詳しくたんぽぽのこと知ってる人はとても少ないと思うの。だからこれを機に、みんなにもたんぽぽを好きになってもらいたいな。
たんぽぽには5つの花言葉があるの。そして、それぞれに色を持ってるの。
・赤く燃えだす
『真心の愛』
・青天に聴く
『神のお告げ』
・黄色の目論み
『思わせぶり』
・潔白公正
『愛の神託』
・黒いなみだで
『離別』
赤、青、黄、白、黒の5つ。これをどう感じる?基本の基本である3原色に、正負を表す2色。何だかとても高尚な花に見えて来ない?
「高尚な花」と言ったけど、”高”と”花”のつく言葉はもう一つあるね。「高嶺の花」。たんぽぽが「高尚な花」と言うのと同じで、高くて可愛い花だから、わたしはいつもたんぽぽをこう呼ぶの。「高嶺のたんぽぽ」って。
以上、段出 梨緒(ダンデ リオ)がお送りしましたっ!!
お待たせ!段出 梨緒によるたんぽぽ講座第2弾!今日はわたしの恋愛体験を通してたんぽぽについて教えるね。ちなみに、これから出てくる「彼」の名前は、蒲 公英(カマ キミヒデ)よ。
以前付き合ってた彼は、誕生日にくれたプレゼントがとても素敵だったの。それはその辺からむしっただけの、ただのたんぽぽ。
でもわたしには花言葉「赤」にしか思えなかったの。『真心の愛』が一層強まった一件ね。
しばらくして、この恋に迷いが生じる時があったわ。そのときはとても苦しい思いをしたわ。自分ではどうしても解決策は見つからなかった。
その時彼がくれた花があるの。それはその辺からむしっただけの、ただのたんぽぽ。
でもわたしには花言葉「青」にしか思えなかったの。『神のお告げ』を待つ。彼のおかげで、私は悩むのをやめられたの。
彼と付き合う前の話もするわね。彼は引っ込み思案だからなかなか私には声を掛けて来なかった。でもある時態度が一変するの。
しばらくして彼が何か話しかけながら渡して来たわ。それはその辺からむしっただけの、ただのたんぽぽ。
でもわたしには花言葉「黄」にしか思えなかったの。『思わせぶり』な態度が私と彼の距離を確実に短くしていったわ。
またある時は二人で喧嘩をしたわ。滅多に衝突しない二人だった分、反動も大きかった。どっちが悪いなんて決まるはずないのに、延々と言い合ってしまったわ。
そして、遂に愛想尽きてしまったのか彼はその場を去ったの。私は怒ってるのにおいてくなんて!って思ったわ。でも彼は何か持って帰ってきたの。それはその辺からむしっただけの、ただのたんぽぽ。
でもわたしには花言葉「白」にしか思えなかったの。『愛の神託』として私達は一度愛を神に託したの。そして公正な審判で、二人はやりなおしたわ。
最後はもうお分かりね。黒いなみだで『離別』。でもまだ別れてないの。
だっていつまでも彼の「高嶺のたんぽぽ」でいたいから。