『闇に照らされ』

 『照らす』。これは光りを当てる事だ。それによって物の形を理解したりするのだ。
 『光』とは反対の意味の言葉、つまり対義語は『闇』である。反対の意味であるからもちろん、『光』とは別のものだ。
 要するに照らすとは『光』が当たる事であるのに、『闇』に照らされるとはどういうことか。それについて今日は語ろう。
 ある所にヘビースモーカーがいたとしよう。そういう人を愛煙家(アイエンカ)とも呼んだりするのは、当然ご存知だろう。
 またある所には半端じゃない肩フェチがいたとしよう。そういう人達のことをを愛肩家(アイケンカ)と呼んだりするのも、当然ご存知だろう。
 その二人が例えば同じ喫茶店に居合わせたらどうだろう。もちろん愛煙家の彼は煙草を吸い出す。そしてその彼の隣の席の女性は煙たがるだろう。
 その彼女がもし、肩が丸々オープンな、例えばチューブトップなんかを着ていたら。そこに居合わせている愛肩家の彼は黙っていないのは目に見えている。当然ご存知だろう。
 彼の主張はこうだ。彼女の肩にタールを塗り込む気なのか!?今すぐ止めなさい。しかも煙たがってもいるじゃないか、と。しかしこの喫茶店が禁煙席を設けていない場合には、彼らは言い合いになるだろう。当然ご存知だろう。
 愛煙家の彼にもまた、禁煙席ではない事と他人の君には関係がない事だといった内容で主張、反論するのだ。
 そして喧嘩が始まる。社会人にもなってそんな馬鹿な、と思う人もあるかもしれない。しかし短気な人間は子供より、むしろ大人に多いという調査があるのは有名な話だ。当然ご存知だろう。
 だがこの場合二人が短気かどうかは問題ではない。彼らは何があろうと、喧嘩という結論にたどり着くのだ。それは日本の古くからの諺が明らかにしている。その諺とは
『肩煙の仲』。
ッてウォォぉい!!!!!
by ウソップ
 で、結局この文章の主題である『闇に照らされ』とは何なのか。
それはただ私が言いたかっただけである。当然ご存知だろう。

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