絶倫娼婦

…A matchless prostitute is a drug intoxicated person who finally stops withdrawal symptoms when the taken stimulant reaches the fatal dose―….
今日の客はこの間薬を破格で売ってくれたやくざの組の人だ。致死量ぎりぎりまで打たないと禁断症状が止まらない彼女には、薬は命綱だ。最近は悪政続きで、政治家暗殺の仕事がよく回ってくるらしい。
男は深く息を吐いた後、煙草の二本を同時に吸い出した。吐いた息を取り戻すように、男はそれを一息で吸い切った。そして彼女は男の吸殻を噛んで飲み込んだのだった。
焼酎の瓶を取り出した男がグラスに一杯注ぐと、あとの瓶を彼女は受け取った。そしてがぶがぶと飲み干すと、瓶を放り投げて倒れた。それを男はグラス片手に見て笑っていた。
明くる日、彼女は御用となった。覚醒剤取締法違反容疑だった。拘置所での彼女の自白が容疑を固め裁判に掛けられた。判決を待つ間にあの男が面会に来た。昨日の夜は最高だったとだけ言って去って行った。
彼女は思い出した。昨晩は鬼畜なプレイを強要され、焼酎の瓶を挿入されたのだ。そのおかげで懐もかなり温かくなった。それでそれが入りっぱなしだった。
瓶を抜き取り看守の後頭部を殴打する。拘置所を脱走するために看守を何人となく殴打した。割れた瓶は頭蓋の肉に突き刺さり、強力な武器と化した。
脱走は成功した。彼女は今もどこかで男に身体を売っている。

コメントを残す

Powered by WordPress.com. テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。