低エントロピーの文章を書こう

情報エントロピーの観点から,要約の取り組みを意義付けする.
ENTROPY01x640

まずは要約

情報処理の本質は、省略なのかもしれない。どの情報が重要で、どの情報が不要かということを抜き出し、新しい情報を創り出す。
たとえば僕は本を書いたことがある。僕が10年間勉強してきた知識を256ページに凝縮した。その10年を全て書いたら読むのに同じだけの時間がかかるだろう。まとめることで、読者は時間を節約できる。
情報というのは省略することに意味がある。情報が世に溢れている時代、メディアの役割は次第に見直されると思う。

まず前提として訂正したい.このブログの著者は,「枝葉末節を省いて情報の密度を高めると,情報のエントロピーが大きくなる」と言ってるけど,たぶんそれは誤り(問題をややこしくすると思って,上記の要約文には「エントロピー」という語を含めませんでした).情報のエントロピーは熱力学でのエントロピーと同じで,放っておくと増大するが,人間の介入によって減少させることもできる,というのが物理的な理解だと思う.分かりやすい例が知恵袋にあるから引用しようか.

かつて存在したはずの邪馬台国の位置が現在ではわからなくなっているのは情報エントロピーが増えたからと解釈できますが、警察が犯人を特定する作業は情報エントロピーを減少させていく作業と解釈できます。

僕の最近の取り組み「記事要約」

とまぁ,物理の講釈を垂れるのは止めて,本題に入ろう.著者は情報を純化してエントロピーを小さくすることがメディアの役割だと言ってる.とても面白い観点だと思う.僕は最近要約に嵌ってて,定期的に自分で読んだ記事の要約をブログに書くことにしてる.まさにこの記事もそうだし,これまでに2つの記事の要約記事を書いた.

これらはどちらも文章の主題に注目して,結論に直結する文章だけを抜き出した.多少の改編はあるけどね.要約によって情報のエントロピーが小さくなって,純度の高い,価値の高い文章になってることを期待しています.
人様のブログを読んで,勝手に「ここは重要じゃないから削除ね」みたいな,ある種傲慢なことをやってる.でもこれまで見てきたように,要約された文章って価値が高い.「要約」は国語の問題だけど,現象を物理的に説明するなら「文章のエントロピーを小さくする行為」が要約なんだね.面白い.
でも僕は人様の記事を引用しながら「こうして情報を削ったほうがエントロピーが減少して,価値のある文章になるんじゃ!ガハハ!」という態度ではありません.この要約をしようと思ったきっかけは2つ

  • 本論を素早く見抜く能力を伸ばしたい.そのための訓練!
  • 記事を読んで思ったことを書きたい.早い話が「要約付き読書感想文」!

これからも少しずつ要約記事を増やしていこうと思います.

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。