【Ubuntu】FontForgeの日本語化【コマンド3発】

FontForgeの日本語化.

やり方!
https://raw.githubusercontent.com/fontforge/fontforge/master/po/ja.po
の内容をテキストエディタにコピペして,ホームディレクトリに ja.po
として保存.その後以下のコマンドを叩く.
$ cd ~
$ msgfmt ja.po -o FontForge.mo
$ sudo mv FontForge.mo /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES
これでおしまい!ちなみにホームディレクトリに残る ja.po
は(たぶん)不要ですので,削除して構いませんよ.
経緯を話す…
これを知るのに幾つかの記事を参考にしたので紹介.まず初めに読んだのは「Ubuntu 上での FontForge の日本語化 – しろもじメモランダム」という記事.実は最近,全くそうとは知らずにこの人の Twitter をフォローしたばっかり.似た関心を持ってる人なんだなぁと,意味なくダブルチェックできてしまった笑.この記事にはこんな大袈裟なことが書いてある.
本家からfontforge-20070607のソース持ってきてmakeまで進める。
Ubuntu 上での FontForge の日本語化 – しろもじメモランダム
もう既に FontForge をインストールしてある僕の Ubuntu 上で,また新しく FontForge をソースコードからビルドするの?(よく分かってないけど).それって大袈裟な二度手間じゃない?
そう思って,本質的に必要らしい「po
フォルダの ja.mo
」とは何かを調べてみた.どうやら po
とか mo
とかいうのはソフトウェアを多言語化する仕組みに必要なファイルらしいことが分かる.
拡張子 | 意味 |
---|---|
.pot | po の元になるファイル(テキストファイル) |
.po | pot ファイルに翻訳文を記入したファイル(テキストファイル) |
.mo | po ファイルから gettext により作成されたファイル(バイナリファイル。作成するにはツールが必要) |
上記記事で言われてる po
→ mo
変換に,特別なソフトウェアが要るなら面倒だ.調べてみると,(少なくとも Ubuntu では)コマンドだけで(特別なソフト不要で)簡単にできると判明.
ならば必要なのは日本語の翻訳データを含む po
ファイル,すなわち ja.po
だ.po
ファイルはただのテキストファイルだそうだから, FontForge の GitHub を探したら載ってるだろう!と期待.そしたら案の定あった.良かった.
変換コマンドのオプションは何だ?
日本語化 moファイルの作成法 | Myblog で変換のコマンドが書かれてる -o
のオプションは何だろうと思って調べてみたら,出力ファイル名を指定するものらしい.
Ubuntu 上での FontForge の日本語化 – しろもじメモランダム で書かれてるように,最終的に .mo
ファイルを FontForge.mo
にしなきゃいけな訳なので.だったら初めから msgfmt
コマンドの -o
オプションで指定してしまおうということで,コマンドを少し改変した.
簡単でよかった!