未来を想像

財布がうざい

こんなものを喜んで持ち歩く人がたくさんいるけど,俺は可能ならば手ぶらで外出したい.財布に大枚はたいていい気になっちゃうのも悪くはないけど,ごくごく普遍的な倒錯の一種ですね.
これからの時代,現金は要らなくなる.クレジットカードやその他現金に代わるカード様のものに取って代られる.でもしばらくは財布は必要でしょうね,なぜなら個別の店舗のポイントカードとかを持ち歩かなきゃならないから.でも未来はそうじゃない.近いうちに個別店舗でのポイントカードに代わるスマホアプリが登場する.カードを持ち歩く代わりにスマホアプリでポイントを管理する.スマホならほぼみんな持ってるし,簡単に移行が進むでしょう.今でももう,少なくともワタミには独自の会員制ポイントサービスを提供するスマホアプリあるしね,珍しくもない.

「現金」なんて,なくなる

そのうち小さなイノベーションが来る.それはワタミのような大規模な企業じゃなくても,個人経営でも導入できるような簡単なシステムのポイントサービスアプリが登場する.個人経営の店舗を繋げて,まとめて一括管理できるようなアプリが登場する.個人経営の店舗はそのアプリ(の運営)に登録してアカウントを開設,消費者も独自にアカウントを開設して,店舗アカウントと消費者アカウント間で利用記録をつけて,ポイントを付与したり利用して割引したりできる.個人経営の店舗は独自のカードを用意する必要がなくなるし,独自のシステムを構築する必要もない.消費者も個別の店舗ごとにカードを持ち歩く必要がなくなるから一石二鳥だ.
財布が薄くなる.そして,近い将来(と言っても20年から30年はかかるかもね)には,消費者は財布という言葉を忘れる.指紋認証であらゆるポイントやお金を管理できるようになるのだ.消費者は外食して,レジで親指をかざして「ポイント貯めてください」と言えば,今回の会計額に応じたポイントが蓄積される.もちろん会計も親指で済ます.親指の指紋から個人を特定して,その個人のアカウントから電子マネーが引き落とされる仕組みだ.次回この外食店を利用した際には「ポイント利用で」と言えば割引が適用される.同様にして,親指の指紋から個人を特定し,割引を適用した会計額が個人のアカウントから決済される.
そうなればいい.持ち物は少ない方がいいに決まってる.消費が自由になる.思い付きで海外旅行に行けたりするかも.自由な世界を達成するのに,障壁になるものは今までの常識.常識を変えないと,世界は変わらない.未来が楽しみ.

1件のコメント

  1. 例の件,対応しました.
    貴重なご連絡ありがとうございます.
    また,僕には知りえない不利益がありましたら申し訳ありません.
    ご無礼をお許しください...!

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