ノートパソコンが熱いから自分で分解修理したよ

パソコンいじりって面白いよね.
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2013年に買ったパソコン

2013年の修士入学のタイミングで親に買ってもらったSONY VAIO SVT1313AJというパソコン.分解してCPUにグリスを塗ってみた.古くなってしまったし,最近は使ってるあいだじゅうCPUの排熱効率が著しく低下しているように感じてたからね.本体が熱いしファンは回りっぱなしだし.
分解の方法はこの動画を参考にした.こういう動画があるのも有名メーカーのパソコンだからだよねえ.2018年の今はVAIOはSONY製品ではなくなったけど,やっぱり有名製品にはこうした非公式動画があって参考になるね.


動画の2:14あたりで「周囲のネジ 合計10本を一気に…」という箇所があるけど,僕のパソコンでは少しだけ様子が違ってた.ヒンジの真ん中のネジ2本は,ネジ穴の上からゴムの蓋がされてたんだよね.
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細いマイナスドライバーでほじくってネジ穴を埋めてるゴムの蓋を取り除いて,ネジを抜いた.このゴム,動画では登場してないよね…?まあ重大な違いじゃないから困りはしなかったけど.
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本体の分解!

本体の分解が最も注意を要する作業だと思う.雑な仕事をしてフレームを割っちゃったりしたら大変だ.丁寧に丁寧に爪を外して分解していきます…
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動画で撮ってるわけじゃないから作業の全工程が記録されてるわけじゃない.写真は要所要所でしか撮ってないし,佳境の時は撮影する余裕がないから写真が残ってない…笑.ラップトップを分解するのはこれが初めてだったしね!
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なんとかフレームを割らずに,安全に爪を外してフレームを取り外すことができました.コツは「本体側面の拡張端子類の取り扱いに気をつけること」と思った.どうやってフレームを外すにしても,右側か左側か,どっちかを先に外すことになるわけでしょ.その時にどっちを優先するのか?という話.
VAIO SVT1313AJの向かって左側面に (1) 充電ポート,(2) USB 3.0,(3) USB 2.0があって,右側面に (A) LANポート,(B) ミニD-Sub,(C) HDMI,(D) SDカードスロット,(E) ステレオミニジャックがある.この機種だとステレオミニジャックがフレームと干渉しやすくて難易度が高かった.なのでより難易度の低い左側面の爪を先に外して,フレームの可動域を広く確保した状態で右側面の爪を外す,という順番のほうが簡単だったように思う.

ファンの取り外しと清掃

ファンは下の画像では,パソコンの右上にある丸い部品だね.90度反時計回りに回転した「6」の字みたいな形で,ファンから左側に伸びた腕の先端部分にCPUがある.「6」の腕はCPUの熱をファンに伝える銅板だと思う.パソコンの分解なんて初めてやるから詳しくないんだけど.
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ネジを回してファンを外すと,ファンに電源を供給してる線がある.これの左右をよく見ないで抜いちゃったけど,こういうケーブルを抜くときは,元に戻す時に困らないように写真撮っておいたほうが良いね.下の画像の「R10」って書かれてる金属板のすぐ右隣のコネクタがファンに電源供給してる線ね.
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上の写真のように,「R10」って書かれてる金属板に近い側に赤色の線が来る.こういうこと絶対覚えてられないから,写真撮っとかないと後で困る.
取り外されたファンはこんな感じ.まあマザーボードに取り付けられてる状態と何ら変わりはありませんが.
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ファンは想像通り埃まみれでした.エアダスターで吹いてやって清掃.5年も使えば埃も溜まりますよね.
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CPUにグリスを塗るぞ!

さて,これが作業の目的でした.ファンを取り外してCPUを眺めてみると,古いグリスがカピカピに乾燥してこびりついてました.「これがかつては熱伝導の役に立ってたんだなあ」と思うと同時に「こんな状態じゃ熱も伝わらないよね」と納得もした.
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カピカピのグリスをティッシュで拭き取ります.一部は「拭き取る」というよりも「乾燥した残骸をこそげ取る」というような感じだけど.拭き取ると鏡のように綺麗なCPUの表面が露出!実は僕はCPUそのものを初めてこの目で直接見たよ.こういう感じのものなのねー.マザーボードから取り外して眺めてみたいけど,それは難しそうだからやりませんでした.
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ちなみにファンの側についてるグリスもしっかり拭き取りましたよ.この写真のほうが,古いグリスがカピカピに乾燥してる感じがよく伝わるよね.
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使ったグリスは安くてAmazonでレビューがよいもの.アメリカのArctic Silver社が製造しているセラミックグリス Ceramique 2.1という商品かな?実際パソコンを分解してCPUにグリスを塗るなんて初めてだし,どの製品が良いのかとか全然分からなかったしね (まぁ調べれば色々出てくるとは思うけど).

下の写真のように,米粒大のグリスをチューブからひねり出して,
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グリスに添付されてるヘラで丁寧に塗り伸ばす.「塗る量はこんなもんでいいのかな?」「はみ出しちゃったら回路に悪い影響でないかな?」「機器とグリスの相性とかってあるのかな?」などなど,無知ゆえの懸念は尽きませんが細かいことは全部無視!塗るぞー!
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元通り組み直して完了

塗り終わったらファンをネジ留めして,フレームを取り付けて,ハードディスク (じゃなくてSSDなんだけど) を取り付けて,バッテリーを取り付けて,蓋をネジ留めしたらひとまず元通り.でもちゃんと動作確認しないとね.今回の作業で何かを壊しちゃってるかもしれないから.
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このパソコンにはUbuntu 17.10がインストールされてるんだけど,問題なく起動したし動作してくれた.何も故障してなさそう!よかったー.初めてのCPUグリス塗布,成功です!手順は多いし気を付けなきゃいけないことも多いけど,決して「難しい作業」ではないかなと思った.まだ買ったグリスを使いきったわけでもないし,今後は定期的に塗ってあげてもいいかな.
体感としては,CPUの排熱効率は凄く良くなった気がする.作業前にCPU温度の測定とかしておけばよかったんだけど,そこまで段取ってなかったので測定してない.なのでこれはあくまでも体感でしかないんだけど.でも排熱効率が良くなったから,そもそもあんまり熱を保持しなくなった.つまり動作中のパソコンが熱々になるようなことがなくなった.これはいいこと!CPUにとって熱は (避けられないけど) 大敵ですからね.

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