環境・社会論レポート「節電対策に重要な動機と利益の最大化」

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これは,2013年,大学4年生の僕が授業の課題レポートに書いた文章.始めから見出しが割り振られていたから,少しは読みやすいと思う.本文は固有名詞の削除を除いて編集してない.やはり文章全体の構造が明確だと読み手の負担は明らかに減るね.

それでも何言ってるのか分からない文が多い.第2節 第1項 第5文で述べられてる目標設定を,すぐに理解するのは難しい.何でこういう読みにくい表現を使うかな…😅 文章全体としての結論は,第2節 第4項 第2文に書かれてることでいいかな.つまり,節電に取り組む側のモチベーションと利益を最大化することが肝要だ,ということ.

  1. はじめに
  2. 具体的な目標設定
  3. 概要の案
  4. まとめ

1. はじめに

私が大学の節電の対策を作ることになったら、どのような方法で実態を調査し対策を行うか考えてみる。そのためにはまず、どのような目的で、どの程度の削減を目指すのかを明確にしなければならないだろう。しかし、「大学の節電目標」ではあまりにも話題が大きすぎ、私には想像できる範囲を超えているため、ここではより小さく「とある研究室一つでの電力消費量の削減」を考えたい。

もちろんここでは、その研究室のメンバー全員が「なんとしても電力使用量を可能な限り減らしたい」と強く考えていることを前提にする。押しつけでやらされているだけの節電ではモチベーションはなく、積極的な活動を期待できないからである。これから考える研究室は、再生可能エネルギーの開発研究を行っている研究室であるとして、以下の考察を進める。

2. 具体的な目標設定

まずは目的の設定からだ。目的の設定と難しく言っても、その意味には幅があるだろう。簡単にCO2排出力の削減を言うのは、もちろん昨今の大きな動きでもあるから提言は易しい。しかし今回はもっと踏み込んだ意味を「節電」に与えてみたい。目標の設定として「再生可能エネルギーの研究によって見積もられた、得られそうな電力量と同じだけ、電力使用量を削減する」というものを採用する。

この目標を設定する理由は大きく2つある。理由の一つに、負担を強いる「エコ」は実際的に継続的でなく、その場しのぎであったり体裁を繕うための手段であったり、大きな視点からの「有意義」に適わないと思うからだ。この目標であれば、削減した電力分を自らの研究成果から補填することが可能で、事実上負担は無い。負担をなくすまで目標を低く設定する必要は必ずしもなく、時には負担無くして達成し得ない目的もあるだろう。しかし今回はこのように設定することにする。これほどに緩い目標で、メンバー全員が節電に意欲的であるなら、確実に目標は達成されるだろう。

また理由の2つ目に、この目的には隠れたメッセージが含まれていて有効だからである。その隠れたメッセージとは、「研究の成果をこれくらい出します。出しました」ということを外部に知らしめる効果があることである。このように設定することで、たとえ外部からやらされてるだけの節電だとしても効果が見込めるのではないだろうか。研究室は常に成果を求められるし、成果の無い研究室には優秀な学生やスタッフが来ないばかりか、予算もつかなくなってしまうかもしれない。そしてなによりそもそも好きで研究をしているのだから、先に述べた(ある意味では現実的な)理由と加えて、研究の手を抜くことはあり得ない。この目標設定は、そこのモチベーションを上手く節電へも向けさせるやり方になっているのだ。しかも、外から成果を求めているのだから、同時に外から節電量を監視することも可能だ。

このような2つの理由から、目標設定は以上のようにできる。そしてこの目標設定の意味、目的は「節電に取り組む側のモチベーションと利益を最大化する」と、抽象的に表現することができる。

3. 概要の案

次にどの程度の削減を目指すのかということについてだ。もちろん先の目標設定では具体的な削減量が明確に示されていないから、このままでは削減量を見積もることができない。具体的な削減量の設定には現在の電気使用料の把握が求められる。

しかし私は研究室単位での電気使用料を知らないし、今回特に取り上げている「再生可能エネルギーの開発研究」を行う研究室の典型的な電気使用料も知らない。なのでここで具体的な数値を挙げて議論するのはかなり難しいので、ここではそれをカットする。しかし全くのカットではレポートの意味が薄れるので、大まかな概要の案だけ示すことにする。

現状の把握に適しているのは、やはり電気料金の確認ではないだろうか。電気料金は使用量を完璧に反映しているため、料金を見れば使用量が分かる。それを元にどれ位を見積もるべきか、を判定する。そして削減量の達成に対して、何らかのメリットを用意すれば、より意欲的、積極的な節電活動を期待できるだろう。

4. まとめ

ある研究室の節電対策を題材に、節電への取り組みの効率化について考えてみた。設定した目標の機能としては「モチベーションある分野への意欲を節電にもうまく向けさせる」ということが言えるだろう。そうすることで、効率的に無理なくエネルギー消費を抑えることができるはずだ。

研究がはかどればはかどるほどに節電が進む仕組みだから、基本的に正のフィードバックが働いていると言えるだろう。しかし節電の側から研究を後押しするフィードバックは弱い。そこを上手く解消すると、いい循環に入って節電効率はますます向上すると思う。そこで思いつくのは「節電によって浮いた電気料金を、その研究室の予算に回す」とか、そのようなアイデアだ。しかし電気料金の浮いた分など高が知れており、それが研究の予算としてどの程度役に立ち、研究者のモチベーションや効率を向上させることに繋がるのかは定かではない。しかし、考え方としてはこのように、研究から節電へ、節電から研究へと、お互いのメリットをいい循環に嵌めていくことこそが最大の要点だ。

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