『Miss Saigon』Engineer 圧巻の熱演と歌唱に拍手喝采 👏 Sydney Opera House
『ミス・サイゴン』とは?
2023 年 8 月 17 日から 10 月 13 日まで、ミュージカル『Miss Saigon』が Sydney Opera House で上演されてた。Miss Saigon とは、こんなミュージカル。
『ミス・サイゴン』(英: Miss Saigon) は、Claude-Michel Schönberg と Alain Boublil の脚本…によるミュージカル。…1970年代、ベトナム戦争末期のサイゴンの売春バーで働くベトナム人少女 Kim と、アメリカ大使館で軍属運転手を務める Chris の悲恋が描かれている。
ミス・サイゴン – Wikipedia (一部表記を書換え)

主要な登場人物の相関図を描いてみた (参考: 過去のおけぴ観劇会マップ)。宣材写真は役者自信のイメージで、役のイメージとはかけ離れてることに注意 😅。とはいえ、Miss Saigon の登場人物は少ないから、物語はシンプル。すごーく端折って僕が 3 行で説明するなら
- 娼婦 Kim と兵士 Chris は運命的な出会いで恋に落ち、子を設ける
- Kim は元婚約者 Thuy と衝突する。一方 Chris は帰国し、別の女性 Ellen と結婚
- John に口説かれ Chris は子を迎えに Kim の元へ戻る。そして…

最も印象に残ったのは Engineer の圧倒的な熱演と歌唱力!僕の上記の 3 行まとめでは名前すら登場してないけど、この人は本当に凄い。特に迫力があったのは、終盤の Engineer のソロの見せ場の歌 “American Dream” だった。
🇺🇸 American Dream!派手!豪華!大迫力!熱唱!すごい!
Engineer を演じた Seann Miley Moore (Wikipedia) は格別の名俳優!迫真の演技力、突き抜ける歌唱力と、それを支える軽やかで靭やかな身のこなしと肉体のシルエット。まさに舞台で称賛を得るべくして得ているような抜群の役者さんだった 👏👏

世界で最も名のある劇場の一つである Sydney Opera で主役 (あるいは主役級) を張る役者は、やっぱり本当にすごいんだね。D21 という真正面のかなり前列のいい席で見たのもすごく良かった ($ 299 で高いけどね!)。舞台はやっぱり生で見ないと!YouTube で Media Call 版の “American Dream” を見れるけど、生の興奮には程遠いね。
ところで物語の本筋はすごーく単純だけど、考察し甲斐のあるテーマを孕んでいて深さもある。根強い「辺鄙なアジア、先進的なアメリカ」という眼差しや、戦地の売春宿とその労働者確保 (強制性とか)、米軍撤退後のベトナム・カンボジア戦争とクメール・ルージュなどなど。主に次の 2 つの規定に対する違反から戦争犯罪を疑われる (参考)、アメリカによる枯葉剤の散布もこの戦争だった。
- 1907 年 ハーグ条約 第 23 条 (a)「毒または毒を施したる兵器を使用」の禁止
- 1925 年 ジュネーブ議定書「窒息性、毒性又はこれらに類するガス及びこれらと類似のすべての液体、物質又は考案を戦争に使用すること」の禁止

Overture Dining で優雅な観劇体験を盛り上げる
Sydeny Opera House では Overture Dining といって、観劇前にコース料理を楽しんで気分を盛り上げるオプションがある。Overture とは「交渉や新しい関係を始めるための申し入れ」の意味で、オペラの前に演奏される交響曲にも使われる言葉だそう。洒落た言葉選びだねえ!
Miss Saigon の (第 1 幕の) 舞台 ベトナムに因んで、ベトナム料理を中心としたエスニックが振る舞われた。メニューはベトナム系オーストラリア人の Luke Nguyen 氏によるもので、ナンプラーやパクチーなど本格的な味が楽しめた。メインはメカジキのステーキと、長時間調理の牛の short rib 🐄

ちょっとおしゃれして格式あるレストランで食事をし、観劇する。すごく豪華で最高な体験を Sydney Opera House で味わえた。

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