正方形に揃えた地図は見やすいし、意外と役に立つ

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New York Times の正方形の地図

たまたま見かけた New York Times の記事が、アメリカの州を正方形に整えて書いた地図を載せていた。2024 年の米大統領線の投票が始まった州を色付きで表示してるのかな。

Early Voting Has Started. Here’s What to Watch. – The New York Times

これを見て思い出したのが、2 マスの長方形に整えた日本地図。中学生のときに通ってた塾で、都道府県の位置をざっくり覚える教材に書かれてた。都道府県の大きさが統一されてて単純で、認知不可が低いから覚えやすいなと感心した記憶がある。

長方形で日本地図。適当に再現した

当時の教材は残ってないから、記憶をもとに再現してみた。陸封の県がきちんと陸封になって、なかなか悪くないと思う。福島はどちらかというと茨城と栃木の北だと思うけど、そうすると群馬が海に露出しちゃうのよね。これ作った塾の先生すごいな。かつて僕が見た本物を見直したいな。

コロプレス図に便利な四角地図

コロプレス図 (Choropleth Map) はデータ可視化の一種で、行政区画単位で集計されたデータを色で表現した地図。人口密度や犯罪頻度など、行政の政策が反映される数値を可視化するのに使う。日射量や降水量のような、行政区画で分割する意味のないデータを表現するのには使わない。

正方形・長方形に整形した地図はコロプレス図に向く長所があるそうだ。というのも、コロプレス図はそもそも面積が広い行政区画が不必要に目立ってしまう短所があるからだ。一つの一つの行政区画の面積が統一された地図なら、面積ではなく色の濃淡のみで情報を表現しやすい。

都道府県を正方形に揃えた日本地図

上記の地図はデザイン日本地図 01 を参考に書いた。内陸の県がきちんと他県に囲まれてる点はすごくいい感じ。気になるのは、栃木が太平洋に面してるのと、山梨が長野より北にあるところくらい。まぁ正方形で再現してるんだから、それくらいの歪さは愛嬌だよね。

参考文献

面積を揃えた地図とコロプレス図の関係は、ブログ GUNMA GIS GEEK で読んで初めて知った。曰く、Wall Street Journal が公開する D3.js のプラグイン “Squaire.js” を使って、こうした正方形に整えた地図を書けるとか。squaire.js が標準で出力するアメリカの地図はこれ。

Squaire.js (New York Times が出してるものとも少し違うね)

このブログを書いて改めてアメリカの地図を見たけど、アメリカの北東の州はどれも小さくて、西に行くほど州が大きい傾向があるね。昔アメリカ 50 州の語呂合わせのダジャレだけは作ったけど、恥ずかしながら名前も形も位置関係も頭に入ってないもので…笑

File:Map of USA States with names white.svg – Wikimedia Commons

正方形に整えた地図は、行政区画どうしのおおまかな位置関係を学ぶ材料として便利なだけでなく、コロプレス図というデータ可視化でも役に立つんだね。New York Times の OGP から始まって、意外なことが学べたのでメモします。

おまけ

 
鹿
HTML の表で書いてみた 1 マス日本地図

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