I-O Data GV-HUVC が素晴らしすぎる

これめちゃ便利ですよ!

HDMI 出力をウェブカムに変換する
I-O Data の GV-HUVC という変な名前のこの機械,何に使うかというと HDMI の映像をウェブカメラとしてパソコンに入力できるように変換する機械です.パソコンには HDMI の出力端子はあるけど入力端子ってないでしょ.反対にモニターとかには HDMI の入力端子はあるけど出力端子はないよね (これは当たり前か).あんまり普段意識しないけど,HDMI って入力端子と出力端子って別なんだよね.
ジェットダイスケさんの動画を2018年に見てこのデバイスの存在を知ってはいたんだけど,別に必要に迫られなかったので買ってなかった.でも必要になったので買ってみたら,実はすごく便利でした!…というのがこの記事の趣旨.なぜ必要になったかと言うと,Switch のゲームをディスプレイのない環境で録画して遊びたかったから.
僕の使い方
冒頭にも載せた画像を再掲しよう.簡単に僕の使い方を箇条書きにすると:
- Switch のゲーム映像を USB ハブに出力
- USB ハブから HDMI 出力を出して,これまた I-O Data の GV-HDREC で録画
- 録画と同時に映像をパススルーで出力 (映像信号が遅延なく GV-HDREC を通過してくれる)
- GV-HDREC からの出力を, GV-HUVC で USB に変換 (ウェブカメラの出力になる)
- ウェブカメラとしてパソコンに入力して,OBS で表示する

OBS はオープンソースの動画配信ソフトだけど,ここでは単にウェブカムの映像を表示するためのソフトウェアとしてしか使ってない.つまりパソコン側では録画はしてないということ.パソコンで録画していいなら中間の GV-HDREC はなくてもいいんだけど,録画が1時間超えることもあって発熱とかコマ落ち (処理落ち) とかが心配だったので,パソコンは表示に徹してもらって録画は専用の機械を使うことにしてました.
ジェットダイスケさんも言ってるけど,GV-HUVC は遅延がある.中間に挟んでる録画機は遅延なく映像信号を通過してくれるんだけど,HDMI 信号からウェブカム信号への変換の所要時間は一瞬とは行かないようです.僕が遊んでたゲームはドラクエ11だったので1秒未満の遅延は深刻な問題にならなかったけど,入力タイミングのシビアなアクションゲームだと,この録画システムは適さなかもね.
Switch を出先でも録画したい!
Switch はもちろん画面付きのゲーム機なので,遊ぶだけなら Switch 本体があれば困ることはないよね.でも僕は Nintendo Playthrough という YouTube チャンネルに自分のゲームプレイの動画を載せてる.これは自分の記録のためでもあるし,誰かが楽しんでもらえればと思っているのもあるけど,とにかくゲームは遊ぶだけじゃなくて一緒に録画もしたかったのです.
でも僕は 2019年はシドニーにいたでしょ.シドニーのシェアハウスでは僕は狭ーい個室しか使えなくて,もちろんその狭い個室にはディスプレイなんか無かった.そこでゲームをどうやって録画しようかなと考えた末の答えがこの GV-HUVC だったんです!
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