Kindle をオーディオブックにする方法📚 #Android

Android スマホを前提にしてます。iPhone の方法は知らないので悪しからず。
Alexa アプリで Kindle の本を聴こう!
専用のオーディオブックを買わなくても、Kindle で買った本なら Alexa アプリが読み上げしてくれる。手順はたったの 2 ステップで、(1) Alexa アプリで「Kindle 読書補助機能」を ON にして、(2)「再生」タブで聴きたい本を選ぶだけ👍

Kindle 読書補助機能を有効化すると、「再生」タブに購入済みの Kindle 本が表示される。そこで聴きたい本を選ぶと、Alexa による読み上げが始まる。読み上げ速度を変更するには、Alexa アプリの「ホーム」タブの左上のキーボードアイコン (Alexa と会話するボタン) を押して、チャット欄で「ゆっくり読んで」とか「速く読んで」とか伝えるとよい。

TalkBack でも聴けるけど大変
Kindle 本は TalkBack でも聞けるけど、Alexa を使う方法よりずっと難しい。TalkBack は Android に組み込まれたユーザ補助機能で、主に視覚障害のある人のために画面の文字を読み上げてくれる。僕が感じた難しさは次の 2 つ。
まず、TalkBack の読み上げは画面オフで止まるから、Kindle の流し聞きに向かない。機種によっては画面オフでも読み上げを続けたり、画面オフを無効 (点けっぱなし) にする設定があるようだけど、 Pixel 4a (僕のスマホ) にその設定はない。もっとも、画面常時点灯は電池持ちが悪そうだし。
そして TalkBack を有効化するとスマホの操作方法が変わって、スワイプやタップがいつもの感覚で使えない。これは視覚障害のある人が BalkBack 使用中にタッチで誤操作しないための仕様。目が見える健常のユーザが Kindle を聴くには不要な遠回りで、普通に素直に Alexa を使えば良いと思う。
散歩中に本を読める!手が空いたまま!
散歩中に Alexa アプリで Kindle 読み上げを聞けるのがとても便利。僕は毎日 20 – 21 時頃に外に散歩に出てる。Alexa で読み上げができると知って以来、散歩の間に耳読書をする習慣ができた。これまで読書したくても時間を捻出できず、なかなか習慣化できなかったんだよね。
Alexa アプリで読み上げができると知ったのはあるブログのおかげ。これを 10 月 3 日に読んで「TalkBack じゃなくて、俺が欲しかったのはこれだ!」と感動した。1 年以上積ん読だった『チャイニーズ・タイプライター』も、これでやっと読み終えた👍
あえて欠点を挙げるなら、文字を目で追って読むよりも集中せずに本を消化できちゃうこと。だから本の中身が頭に入る度合いは下がると思う。でも 1 冊ごとに完璧に内容を理解してから次を読み始めるなんて辛いし、もっと気軽に読書を楽しみたい。これは僕にとっては欠点じゃないかな。
始め、TalkBack で読み上げする方法を紹介するブログを読んで、それを試してみた。確かに Kindle は TalkBack に対応してると Amazon のヘルプページにも書かれてる。でも先述の理由で全然使いにくい。どうしてこの方法を紹介するブログが多いのか…